現代の英米を中心に行われている儀式魔術は、黄金の夜明け団とその後継団体による19世紀末から20世紀前半にかけての儀式魔術復興運動を主要な起源とする。アレイスター・クロウリーは「魔術とは意志に応じて変化を生ぜしめる学にして術である」と定義した。クロウリーは自分の提唱する魔術を旧来の魔術の洗練されていない部分から区別するために Magick という英語の古い綴りを用い、自分の魔術体系の独自性を強調した。以降、この Magick という言葉はアレイスター・クロウリーの影響下にある魔術の流儀を示す用語として使われ、その意味において日本ではマギックと表記されることもある。が、近年の北米などでは、単に現代オカルティズムとしての魔術全般を奇術(ステージマジック)から区別するために magick と表記することも多い。
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系統について少し専門的な区別すると、黄金の夜明け団が解散後の団体でのカバラ系儀式魔術、混沌魔術(ケイオス)、セレマなどと分類される。また、これと関連する分野としてウイッカ、ウイッチクラフトなども魔術的な側面をもっている。またブードゥー教などの密儀宗教と結び付けての研究・実践なども行われている。具体的な修行法には、逆向き瞑想、四拍呼吸、アストラル投射などがある。多くの修行法には視覚化(ビジュアライゼーション)の能力が基本として要求される。
魔術は不思議なものとして認知されている。奇術を行う際には、行われるものがタネも仕掛けもある奇術であるというよりも、不思議な魔術であると喧伝された。